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新鮮な野菜や果物を扱い82年。会社の規模は小さくても存在感の大きな青果の卸売店! [3/3]

丸信ベジー(青果卸業) 経理部 髙橋 裕子様

青果卸売業を営む丸信ベジー。悪天候によって野菜や果物の値段が高騰すると、売値が上がり、お客様にご迷惑を掛けてしまう。その一方で、単価を下げれば会社の経営にもダイレクトに響いてくるため、日々の値段設定が要となる。お客様の信用と、会社の経営を踏まえて、値段設定を行なうことが何よりも難しいそうだ。今回は、お客様を支えていく上でどのような工夫をされているのか、お話を伺った。

経理業務をスピーディーにこなすための新しい取り組みと、これからの課題

商品数の多い商売でも、販売管理システム導入により伝票作成がスムーズに。

請求書作成などの経理関係の仕事は、朝の3時から始まります。まずは、ご注文の確認から。夜中にお客様からいただいたご注文が留守番電話やFAXで届いているので、それを確認します。その後は、売値の設定を行ないます。例えば、台風で葉物が上がるとか、今日のほうれん草はちょっと小さめだとか、天気予報やスーパーの相場、商品の状態を踏まえて、相場を決めていくんです。そして伝票の作成ですね。もともとは手書きで行なっていたのですが、25年前に販売管理システムを導入したことで、より楽になりました。商品を打てばすぐに単価が出るので、登録スピードが速くなったんです。ウチは商品数が膨大にあるのですが、オーダーで出る商品というのは大体決まっているので、問題なく打ち込むことができています。

お客様の望む商品を、もっとスムーズにお届けしていきたい。

昔と比べると、商品の受注からお届けまで効率よく行なえるようになりましたが、まだまだ改善が必要だと考えています。今取り組みたいのは、連休前の注文予測。ゴールデンウィークなどの連休やお盆休み、お正月休みの前に、どんな商品がどれだけ出たかを把握しておきたいんです。そうでないと、休み明けの市場は注文が飛び交い、パニック状態になるんですね。ときには、ご希望の商品を揃えられないこともあります。それを避けるために今は、お客様に前注文を出していただいているのですが、面倒に思われる方も多いですし、居酒屋さんやレストランさんは、直前にならないと注文内容を決められないものですから。だからといって、商品を買い付けすぎてしまえば私たちのマイナスになってしまうし、商品が足りなければスーパーなどを駆け巡って商品を集めるしかないんです。そこで、前もって過去のデータを集約しておけば、買い付けを予測できるので前注文を出さなくてすみますし、お客様が買いたくても買えないという状況を避けることができると思っています。

さらに今後は、社員が働き続けたいと思える会社作りにも取り組まないといけません。丸信ベジーは12名の社員で構成されているのですが、この人数がちょうどいい規模なんですね。人が辞めるということは、会社の資本の低下につながってしまうもの。長きにわたって活躍できる環境を、みんなで作っていきたいと思っています。

丸信ベジー(青果卸業) 経理部 髙橋 裕子様

昭和10年に誕生した丸信ベジーは、野菜や果物、漬物や乾物、冷凍食品、カット野菜、加工肉など、さまざまな“食”を取り扱う。レストランやホテル、居酒屋、旅館など、飲食事業に関わる顧客に対し、安心・新鮮で美味しい商品を提供している。

株式会社丸信ベジー
〒104-0033東京都中央区新川2-15-3
TEL:03-3551-5821(代)

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