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お客様との会話がカギ!何十年もお客様に “選ばれ続ける” 精肉店 [3/3]

株式会社若松屋商店(食肉卸事業) 常務取締役 杉崎 正浩様

昭和9年の創業以来、3代にわたり、お得意様とのつながりを大切に事業を発展させてきた若松屋商店様。今回は、その経営の秘訣について伺いました。

若松屋商店の3代目が考える、業務効率アップの秘訣とは?

悪循環を生むミスは、経営の致命傷になる。

業務効率を向上させるためには、ミスを減らすことが一番だと考えています。私たちが主に気を付けているポイントは二つ。まず一つ目は、配達です。配達先は東京23区内の広範囲にわたるので、間違った商品や伝票をお客様にお届けしてしまうと、他のメンバーがそのミスをカバーしなければいけなくなります。すると配達ルートが混乱し、多方面にご迷惑が掛かる、という悪循環が生まれてしまうんです。そこで私たちは、チェック事項を洗い出し、一人ひとりが仕事中に確認するようにしています。また、正確かつスピーディーにお届けするために、配達ルートにも工夫を凝らしました。

二つ目に気を付けているのは、伝票の作成と管理です。現在、ありがたいことに、毎日お客様から大量に注文をいただいており、1日100枚以上の伝票を作成しています。社員数も多いわけではないので、手作業では対応できませんし、ノートで管理していると書き間違いが起き、そこからより大きなミスへつながることもあります。そこで販売管理システムを利用することで、時間のロスや計算ミス、記入ミスを減らすことができました。

販売管理のIT化により、スムーズな受注が可能に。

現在、ご注文はFaxや電話で受け付けているのですが、お得意様の場合は、「前回お願いした牛肉をください」というように、正式な商品名で発注いただけないことがあります。大体のご注文は覚えているのですが、ときには“牛バラスライス”だったのか、“牛モモスライス”だったのか分からなくなることもある。そういうときに、販売管理システムで顧客データを検索し、販売履歴をチェックしています。正式な商品名だけでなく単価も分かるので、お客様が前回の価格を忘れられているときに確認ができて便利ですね。販売管理業務をIT化したことで、注文処理やお客様からの問い合わせにも短時間で解決できるようになりました。こういった小さな気遣いも、お客様との信頼関係に繋がると思っているので、これからもスピード対応を意識していきたいです。

今後も、事務作業や経営管理業務の効率を高めるITシステムや、お客様の様々な要求に柔軟に対応出来るよう、高性能な食肉加工機を導入するなど、経営基盤を強化していきたいと考えています。

株式会社若松屋商店(食肉卸事業) 常務取締役 杉崎 正浩様

常務取締役として経営に携わりながら、営業や配達、仕入れ、加工に至るまで、自ら率先して現場もこなし、顧客はもちろん、従業員からの信頼を得ている。

株式会社若松屋商店
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-6-11
TEL:03-3251-2620

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