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奄美大島の魅力を多くの人へ!情熱を持って、商品開発、販路拡大に挑む! [2/3]

株式会社奄美自然食本舗(奄美の自然食販売事業) 代表取締役社長 佐藤 吉央様

奄美大島の食文化を通じ、多くの人の健康に貢献するために誕生した奄美自然食本舗。少しずつ、奄美の伝統的なお酢、きび酢をはじめ、ドレッシングや黒糖、菓子、ジュース、ゼリーなど、さまざまな商品を取り扱うようになる。市場に広めていくために、どんな苦労があったのだろうか。

誰も知らない“きび酢”が、ヒット商品になるまで

商品の良さが伝われば、必ず消費者の手に取ってもらえる。

今でこそきび酢は、メディアを通じて健康効果に注目が集まり、そこそこ知られる存在になりましたが、創業当時は認知度が全くない状態からのスタートでした。そのため、販売に大変苦労しました。その頃は直接、小売店に飛び込み営業をかけていたんです。ただ、不思議と門前払いはないんですよ。沖縄の商品は扱っているけれど、奄美大島の商品はほとんど取り扱いがない。その物珍しさから興味を持ってもらえたんですね。さらに、こだわりの製造方法や品質、奄美の伝統的なお酢であるというストーリーにも関心を持っていただけました。しかし、小売店にとって肝心なのは「本当に売れるのか?」という点。熱心に商品についてご紹介をした結果、売れるかどうか分からないけど、消費者の反応を見るために置いてみようか、というところまで漕ぎつけることができました。

ある高級スーパーでは売れたのは、年間わずか300本ほど。この数は、店頭の商品ラインナップから外される数です。でも、自分で店頭に立って試食販売のデモを行なうと、一日で30本も40本も売れる。「棚に商品を並べているだけではダメなんだ、商品のことをちゃんとお客様に説明すれば売れるんだ」ということが分かりました。そこで小売店や量販店さんではなく、自然食の専門店さんに直接営業をしに行ったんです。自然食品に関心の高いお客様が多いので、商品の良さを理解して手に取っていただける機会も多いだろうと考えたからです。また、自然食品の専門店さんでは、奄美フェアといったイベントを開催しているので、奄美の商品シリーズを複数置いていただけますし、消費者の方にも喜んでいただけると思いました。

販路拡大やプロモーションの努力が実り、きび酢がヒット商品に。

私たちは販路拡大のみならず、一般の消費者に直接興味を持ってもらうために、きび酢を美味しく飲む・食べるプロモーション活動にも力を入れています。きび酢は、水で希釈して飲むのが一般的ですが、それだけだと飽きてしまうので、フードコーディネーターに料理にも使えるレシピを考案してもらいました。現在クックパッドにて、きび酢の飲み方から食べ方まで100メニューほどご紹介しています。

今ではきび酢は、年間で3~4万本を売り上げるヒット商品になりました。今は百貨店や有名スーパーなどにも入っています。健康や美容に関するテレビ番組や雑誌できび酢を取り上げてくださる機会も増え、有名TVショッピングと共同でドレッシングの開発を行なったりもしています。その結果、個人の通販のお客様も増加。今は月に2500人の方にDMをお送りしています。そういった追い風を受けて、徐々にきび酢の人気は広がっていきました。

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株式会社奄美自然食本舗(奄美の自然食販売事業) 代表取締役社長 佐藤 吉央様

素材・原料調達、商品企画、流通ルート整備、販路開拓など、商品の魅力を多くの消費者に届けようと、奄美の生産者とともに歩み続けている。

奄美自然食本舗
東京都大田区
TEL:03-3788-0311
URL:http://www.amami-natural.net/

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