SANBOH TOWN

がんばる会社に聞きました

  1. トップ
  2. がんばる会社
  3. 事務員から経営者へ転身!2代目女性社長が築地の世界に挑戦! [3/3]

事務員から経営者へ転身!2代目女性社長が築地の世界に挑戦! [3/3]

  • 事業継承

東京 鈴木屋株式会社(鮮魚の仲卸事業) 代表取締役 鈴木 眞弥子様

現場に出ることで、よりクリアに見えてきた会社の状況。しかし、産地直結、築地市場の移転など、仲卸業界が直面する問題は山積している。さまざまな課題を前向きに捉え、仲卸業の存在意義を新たに見つめ直す鈴木眞弥子社長。東京鈴木屋が目指す、これからの展望について伺った。

2代目の女性社長が見据える未来とは…?

効率アップのために、請求書関連における作業量の見直しに着手。

これまでExcelを使って請求処理をしていましたが、月末になると事務スタッフ総出で作業をしても22時までかかることもありました。さらに頑張ってもミスが出るので、時間とコストが膨大にかかっていたんです。これではあまりに効率が悪いということで、販売管理システムを導入することになりました。それからは、お店の手伝いが終わってから請求処理に取り掛かっても、15時過ぎには終わるようになり、驚くほど効率が上がりました。お客様から指定の売上伝票を使ってほしいと依頼を受けることも多く、お客様によって伝票記入方法が異なる場合でも、販売管理システムを利用することで柔軟かつスピーディーに対応できるようにもなりました。

加えて、お客様や自社の営業社員から、商品の発注数や仕入れの予測をするために、前年や当月、年間や月間の魚の出荷量や金額を教えてほしい、と言われることも多いので、システムですぐ必要なデータを取り出せることも助かっています。

女性若手経営者が抱える今の課題。

仲卸業の存在意義を見つけ出すということの他に、お客様を増やすための取り組みを始めなければ…という焦りがあります。今注目しているのは、一般消費者向けのサービス。例えば、Amazonフレッシュに参入するなど、インターネットを使ったBtoCサービスを目指しているんです。私自身、ネット通販で購入することも多いですし、需要は増えているのではないかと思っているのですが、作業の手間がどれくらいかかるのか、物流体制をどう構築するか、どれくらい売上が上がるのかまだ掴めていない部分も多いので、まだ調査が必要です。また海外への輸出も視野に入れています。現在、築地の中でもアジア圏を中心とした輸出が活発化しているんです。海外で日本の魚が人気なんですね。私たちもどうにか参入できないかと、情報収集を進めています。

築地で働く人たちはみな、築地ブランドをとても大切にしています。これからも、ブランド力を落としてはいけないという責任感を持って、日々取り組んでいます。ただし、ブランドに頼り続けるのも良くありません。魚の消費が年々落ちていることもあり、築地市場から魚の美味しさを伝えることで、もっと消費が上がっていくように盛り上げていきたいですね。これが、仲卸業を営む私たちの役目でもあると思っています。

東京 鈴木屋株式会社(鮮魚の仲卸事業) 代表取締役 鈴木 眞弥子様

経理スタッフから一転、社長業を継ぐことに。経理としての経験を活かし、売上、利益などの数字を意識しながら、新しいことへのチャレンジも目論んでいる。社長としての経験は浅いが、スタッフとのコミュニケーションを重視し、事業発展のための会社作りに取り組んでいる。

東京鈴木屋株式会社
〒104-0045 東京都中央区築地5-2-1
TEL:03-3541-8119
事務所TEL:03-5565-6721

経営に役立つ情報やノウハウを公開中
SANBOH 販売管理