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事務員から経営者へ転身!2代目女性社長が築地の世界に挑戦! [2/3]

  • 事業継承

東京 鈴木屋株式会社(鮮魚の仲卸事業) 代表取締役 鈴木 眞弥子様

事業拡大の一歩として、鮮魚の仲卸業に参入した東京鈴木屋。イワシやアジ、サバなどの大衆魚を強みに、顧客数を拡大してきた。経理スタッフから一転、社長業を継ぐことになった鈴木眞弥子氏。どのような過程で、経営を学ばれてきたのだろうか。

手探りの中で始まった社長業

現場を知ることで、見えてきた世界。

経理を担当していた頃はずっと事務所勤務のみだったので、社長になってからは現場のことを知らなければという思いから、築地市場内のお店にも顔を出すようになりました。朝6時にお店に行って手伝い、11時頃から18時頃まで事務所で経理の仕事をしています。お店では鮮魚をスーパーの店舗ごとに仕分けたり、お客様と話をしたり、近隣のお店と商品や梱包などの情報交換などを行なっています。現場に出るようになって、「仕入れ値と売り値があまり変わらない商品があるんだ」「経費がかなり掛かってしまうんだ」など、色々な事情が分かるようになっただけでなく、「ここはもうちょっと工夫できるかも」という改善点も発見できるようになりました。今まで伝票しか見ていなかったので、現場を知ることで世界が広がったという実感がありますね。

またときにはお客様先のスーパーや、居酒屋さんに行って、商品を買いに行ったり、食べに行くこともあります。仕入れ値を知っているので、どれくらいの価格で販売されているのかを勉強させてもらっていますね。まだまだ足りないところだらけですが、社員をはじめ、同業の経営者など、アドバイスをくれる人が周りにたくさんいるので本当にありがたいです。

課題は、仲卸業の存在意義を見つけ出すこと。

私が日々考えているのは、仲卸業だからこそできることはないか?ということです。最近では、産地直結も増えおり、仲卸業の存在意義が問われているんですね。今は、各店舗のバイヤーさんがそれぞれ買い付けに来てくださっている中で、地域ごとの売れ筋商品のご紹介など、きめ細かい提案ができるのは、仲卸ではないとできないことだと思っています。長きにわたって鮮魚を見続けてきた私たちの目利き力を頼ってもらえるように、商品の良さを伝えていきたいですね。

また、築地市場の移転問題も避けては通れません。移転に際して、うちでも新しい冷蔵庫や看板なども用意していましたし、準備のためにたくさんの時間を割いてきました。私は、移転をプラスと捉えています。今まで以上に新しいお客様と接点を持てるチャンスがあるのではないかという希望を胸に持っているんです。

東京 鈴木屋株式会社(鮮魚の仲卸事業) 代表取締役 鈴木 眞弥子様

経理スタッフから一転、社長業を継ぐことに。経理としての経験を活かし、売上、利益などの数字を意識しながら、新しいことへのチャレンジも目論んでいる。社長としての経験は浅いが、スタッフとのコミュニケーションを重視し、事業発展のための会社作りに取り組んでいる。

東京鈴木屋株式会社
〒104-0045 東京都中央区築地5-2-1
TEL:03-3541-8119
事務所TEL:03-5565-6721

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