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がんばる会社に聞きました

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新鮮な野菜や果物を扱い82年。会社の規模は小さくても存在感の大きな青果の卸売店! [2/3]

  • 売上・集客拡大

丸信ベジー(青果卸業) 経理部 髙橋 裕子様

82年にわたり、鮮度の高い青果をレストラン、ホテル、居酒屋、旅館などの飲食店を営むお客様にお届けしている丸信ベジー。野菜や果物がメインではあるが、漬物や乾物、冷凍食品、カット野菜、加工肉に至るまで、お客様の要望に基づき、少しずつ商品数を拡大してきた。

お客様の信頼も、会社の運営も、商品の“値付け”に掛かっている

悪天候によって作物が大打撃を受けてしまうと、取引額が跳ね上がることも…。

私たちの商売で困ってしまうのは、天候に左右されるということです。特に打撃が大きいのは台風の時期ですね。台風が全国を直撃すると、種芋や種玉ねぎがダメになってしまうこともあります。そうなると、商品自体が一切なくなってしまい、お客様にご希望の商品をお届けすることができなくなってしまいます。去年は悪天候のために、北海道の玉ねぎが市場に出回らず、旬が終わるまで値段が高騰していました。収穫時期をうまく避けることができれば、あるいは、他の産地で台風を免れていれば、平均単価で売買することができます。しかし天候についてはどうしようもないことなので、私たちは「どうか台風がそれてほしい」と祈ることしかできないんですね。

以前、小松菜が不作で、900円という高値で販売せざるを得ないときがありました。そんなとき、ラーメン店を経営するお客様から、「おたくは商品の値段を変えられるけど、ウチのラーメンの単価は変えられないんだよ」と言われたことがあって。私たちの事情はありますが、お客様の仰ることも、ごもっともだなと。そういうときは、なるべく値段を抑え、他の商品の値段を少し上げて、バランスを取るしかないんです。私たちの値付けによって、お客様のお客様にまで迷惑が掛かってしまうので、値段設定には本当に気を遣うんですね。そのため、天気予報はよくチェックしていますし、テレビのニュース番組を見て、作物の値段が上がるといった情報には敏感になっています。そして重要なのは、現場での情報収集。市場には一番旬で確実な情報があるので、仕入れ担当には築地で話題に上っていることをくまなく聞くようにとお願いしています。

お客様が求める野菜を求め、全国を駆け回ることも厭わない。

最近では、神奈川県や千葉県、滋賀県など、野菜や果物の生産地を指定されるオーダーが増えています。築地には全国の野菜が入らないことも多いですし、生産地を限定して卸をしていないので、お客様のご希望通りのものを見つられないこともあるんです。そういうときは、地方にある道の駅やJAに問い合わせたり、ときには自ら買い付けに行くこともあります。

お客様との関係性を築いていくために、ご希望の商品を取り揃えることも大事ですが、私たちの存在を忘れないでいただく工夫も欠かせません。私たちは毎月「月刊丸信」といって、季節の野菜や、市場に入荷している野菜などをご紹介するチラシをお客様にお配りしています。このチラシから積極的にオーダーをいただくというよりは、“丸信ベジー”を思い出すキッカケになれば、という思いでお送りしていますね。

丸信ベジー(青果卸業) 経理部 髙橋 裕子様

昭和10年に誕生した丸信ベジーは、野菜や果物、漬物や乾物、冷凍食品、カット野菜、加工肉など、さまざまな“食”を取り扱う。レストランやホテル、居酒屋、旅館など、飲食事業に関わる顧客に対し、安心・新鮮で美味しい商品を提供している。

株式会社丸信ベジー
〒104-0033東京都中央区新川2-15-3
TEL:03-3551-5821(代)

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