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お客様との会話がカギ!何十年もお客様に “選ばれ続ける” 精肉店 [2/3]

  • 売上・集客拡大

株式会社若松屋商店(食肉卸事業) 常務取締役 杉崎 正浩様

昭和9年の創業以来、3代にわたり、お得意様とのつながりを大切に事業を発展させてきた若松屋商店様。今回は、その経営の秘訣について伺いました。

顧客ごとの細かな要望に対応した商品・サービスを

他店が扱えない、価値ある商品にこだわる。

私たちが取り扱っている商品は牛、豚、鶏がメインです。昨今では、羊や鹿などの変わったオーダーも増えているので、お客様のニーズに沿ったものを入手するようにしています。また、他店と比べて珍しいのは、「犢(トク)」を扱っているところ。「犢(トク)」というのは、国産の仔牛のことですね。国産の仔牛は輸入物と違って、柔らかいだけでなく、上品な脂の旨みがある。独特の味わい深いコクや風味には、昔から根強いファンがいらっしゃいます。
しかし仔牛の頭数自体が少なく、市場に出回る量が限られています。私たちは東京に1店舗しかない仔牛専門店と、先々代からお付き合いがあり、昔から馴染みのあるお得意様に卸しています。価値ある商品を扱っている点を、高く評価してくださるお客様もいらっしゃいますね。

時代の声に合わせた柔軟なサービスを提供。

また私たちは豊富な商品を取り揃えるだけでなく、お好みに合わせた加工も行なっています。さすがに味付けまではできませんが、スライスにしたり、ひき肉にしたり、調理される方の手間を省けるような工夫をしています。そんな時にも販売管理システムでお得意先別商品別の売上データがすぐに確認できますので、お得意先様の嗜好読み取り、新たなご提案をすることができるので重宝しています。さらに、配達もご希望の時間に合わせてお届けしています。学校給食の場合は朝が早いので、7時から配達をスタートし、ランチを出す飲食店は10時までに、その後は夜から営業するお店を回るという順番です。

お肉屋さんの数が年々減り続けている時代ですが、BSE問題や東日本大震災などの危機的状況を乗り越え、私たちがここまで続けられていることを誇りに思います。業界の中でも、老舗と呼ばれるほどの歴史を歩んでこられたのは、お客様の支えがあってこそ。そして、時代のニーズに一生懸命応えてきたからだと思っています。これからも組合活動や協会などで、同業界の方と情報交換や勉強会を行ないながら、今の時代に合った商品、加工方法、ひいては肉の特性を最大限に活かせるメニュー知識などにも、磨きをかけていきたいと思っています。

株式会社若松屋商店(食肉卸事業) 常務取締役 杉崎 正浩様

常務取締役として経営に携わりながら、営業や配達、仕入れ、加工に至るまで、自ら率先して現場もこなし、顧客はもちろん、従業員からの信頼を得ている。

株式会社若松屋商店
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-6-11
TEL:03-3251-2620

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