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項羽と劉邦から学ぶ“人間力としての真のリーダーシップ”とは?⑥ ~部下のモチベーションを高める~

CJ-ITC羅針盤クラブ 代表
ITコーディネータ (認定番号 0094392010C) 武内靖志


前回は、“最適な役割分担を行う”をテーマにお話ししました。
項羽は軍事力最優先で、その他の経営資源を軽視したため、有効な役割分担ができなかった事。それに対して劉邦は、自分の好悪やその人間の出自、経歴、思想などにこだわることなく、その人の本質を見て各人の長所に着目。自分の抱える課題を克服するため、4つの経営資源の全てに最適人材を抜擢し、全権を与えて強いチームを作っていった事を実例をもとにお話しいたしました。
今回は、リーダーシップの成否を分ける事にもなる“部下のモチベーションを高める”についてです。

Chapter6 部下のモチベーションを高める

◆モチベーションの源泉は何か?

モチベーションとは、行動を起こすときの原因、すなわち動機を意味します。組織の中では仕事への意欲を指し、意欲を持つことや引きだすことを動機づけと呼んでいます。要するに一般的に言う“やる気”です。やる気の充満している組織は業績も当然高く、そのメンバー意識もポジティブなチームです。逆にモチベーションの低い組織は、活気も乏しく、スピード感もなく生産性の低い集団でしょう。
人のやる気の源泉は何か?モチベーションとはどこから湧いてくるのか?を知る事は、モチベーションアップのマネジメントの第一歩だと思います。
モチベーションの源泉を探る際、マズローの欲求五段階説が用いられる事が多いようです。人間の欲求を五段階に分類し、その欲求はどこに向かって進んでいくかについて理論化された説です。以下、その概略についてお話しします。

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