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項羽と劉邦から学ぶ“人間力としての真のリーダーシップ”とは?⑤ ~最適な役割分担を行う~

CJ-ITC羅針盤クラブ 代表
ITコーディネータ (認定番号 0094392010C) 武内靖志


前回は、“コミュニケーション能力を発揮する”をテーマにお話ししました。
項羽は自分自身、言葉も少なく、多弁な人間を嫌う傾向が高く、発言内容よりも誰の発言かという事に、価値基準を置いていたという事。それに対し劉邦は誰の意見であっても、常に傾聴の姿勢を見せ、全身全霊を傾けて虚心に聞いた事により、聡明な判断を下すことができ、配下の人間も使命感を持って積極的な提言を行うようになり、劉邦も劉邦軍も成長して行ったという内容でした。
今回は、リーダーシップの真髄ともいえる“最適な役割分担を行う”についてです。

Chapter5 最適な役割分担を行う

◆チームの結成と役割分担

人間はどんな天才であっても、一人では大事を成して行くことが出来ません。組織が必要となるのです。自組織内のメンバーの協力が無ければ、目的が達成できないばかりか、組織運営そのものも立ち行かなくなってしまうものです。組織メンバーが一つの“チーム”にまとまり、目的を達成するため、一丸となって推進しなければ目的達成は難しいでしょう。
同じ、集団を表す言葉に、“グループ”がありますが、グループとチームは大きく異なります。グループとは目的の有無を問わないただの集団であり、人が集まったものに過ぎません。
対して、チームとは、ある目的を達成するために集まったメンバーの集団であり、メンバーがそれぞれの役割を果たすことでチームの目的達成に貢献する集団です。

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