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採用難を克服!水産業が人材を採用するには?

  • 人材育成・教育

採用市場の動向

 人材採用の市場が売り手市場といわれるようになって、7年ほどになります。
 以前は、「なかなか正社員が採用できない」「不人気業種が採用できない」といった状況ではありましたが、パート・アルバイトや事務職等については、さほど採用に苦労する企業は少なかったかと思います。
 しかしながら、昨年、有効求人倍率が1.6倍を超えてからは、「昼のパートすら取れない」「事務職ですら応募がない」といった企業様のお声を多くいただくようになりました。
 実際に数値を見ていくと、就業者数は6,715万人と過去最高。女性の就業率は70.3%と過去最高を記録しています。さらに、有効求人倍率は、毎年、0.1ポイントずつ上昇しており、今年中に1.7倍を超えてくる予測です。自社に問題があって採用ができないのではなく、そもそも採用市場に人が減っているから採用し難くなっているのです。
水産業においても、この状況は例外では無く、今後ますます深刻化することが予測される人手不足・採用難への対策について、早めに取り組む必要があります。

今、求められる採用戦略

世界で広まる「ヴィーガン」マーケットが急成長

 今の時代に成功する採用手法は、「求職者にあった仕事を提案する」マーケットインの発想を持った採用活動です。
 例えば、水産業は、仕事の時間帯が早朝~夕方までと幅広く、仕事内容も加工だけでなく、事務、販売、配送など多岐にわたるのが特徴です。今までであれば、早朝から終わりまで働ける方を募集することが一般的な採用活動でしたが、これからは、仕事内容や時間で仕事を細分化して求人をかけていく必要があります。

直近の成功事例

実際には、ハローワークやお使いの採用媒体の掲載ルールにより、表記の方法は変わってきますが、下記の成功事例を参考に求人票を作ると効果的です。

①配送スタッフ
▼3か月採用できなかった配送ドライバーが、求人内容を変更することで、1週間で採用出来た事例
改善前:配送と一般業務を担当する正社員のみの採用。
成功事例:配送業務のみで求人募集。待遇も月給から、時給に変更。
雇用形態はパートやアルバイトではなく、契約社員として打ち出し。
早朝のみの時間になるので、Wワーク(副業)もOKにする。
求人文面例:「Wワーク歓迎!早朝のみのトラックドライバー 安心の契約社員」

②事務スタッフ
▼早朝からの仕事のため、半年間応募がなかったが、1か月で5名面接、フルタイムパートを2名採用出来た事例
改善前:早朝から3時頃までの週6勤フルタイムパート社員。
成功事例:時間帯を「早朝~10時まで」と「10時~15時まで」の二つに分割。
     早朝はシニアWワーク向けの求人。10時~15時は主婦向けの求人として記載。
     面接の段階で、求人掲載の時間より長く働けないか提案
求人文面例:「朝10時までに終わるから、1日自由に過ごせる事務パート」
      「主婦(夫)歓迎!10時~15時まで子供のいない時間だけの事務」

③加工スタッフ
▼新聞折込による募集で、最大1名程度の応募しかなかった職種が、1か月で15件応募を獲得した事例
改善前:最低賃金と同等の給与。原則週5日出勤、7時間労働
成功事例:業務の標準化をし、途中交代可能に。1日の労働時間を3時間~
     通常の時給は据え置き、早朝のみ手当をつけ、地域平均時給+200円程度に設定。
求人文面例:「時給〇〇円!簡単製造業」
      「1日3時間~OK!簡単軽作業だから未経験の方も歓迎」

まとめ

世界で広まる「ヴィーガン」マーケットが急成長

 今までのように求人を出せばくるという時代は終わりました。また、時給を上げれば何とかなるということも、もうありません。これからの採用戦略を成功させるためには、自社の仕事内容を見直し、仕事を再設計することが重要になります。そのうえで、求人に合う人物像に向けてターゲットを絞り込んだ打ち出しをするのが成功する採用手法になります。

その他、人手不足・採用難の解決策のヒントとなるeBookを用意しておりますので、以下よりご覧ください。

株式会社船井総合研究所 フードビジネス支援部
アシスタントコンサルタント 山田 真大

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