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項羽と劉邦から学ぶ "人間力としての真のリーダーシップ"とは? ④ ~コミュニケーション能力を発揮する~

CJ-ITC羅針盤クラブ 代表
ITコーディネータ (認定番号 0094392010C) 武内靖志


前回は、“現状認識力を持つ”をテーマにお話ししました。項羽は自分の失敗経験を認識しない為、死ぬまで現状認識すなわち自分の事も相手の事も正しく理解できなかったという事。対して劉邦は、自分の弱点をイヤというほど把握しており、その弱点を補う為、人を活用する意識を常に持っていた。その結果、劉邦は失敗に学び、それを分析することによって、自分も自軍も成長していき項羽を凌駕することが出来たという内容でした。
今回は、リーダーシップの要となる“コミュニケーション能力を発揮する”についてです。

Chapter 4 コミュニケーション能力を発揮する

◆コミュニケーションとは
ITコーディネータのプロセスガイドラインには以下の記述があります。
『コミュニケーションは、単なる話し方・聞き方ではなく、相手と自分との全人格的かかわりである』
コミュニケーションというと、言語的なものを中心に考えがちですが、“メラビアンの法則”によると、初対面の人物とコミュニケーションをとった際の、第一印象として認識する割合は、

・話の内容などの言語情報が7%
・口調や話の早さなどの聴覚情報が38%
・見た目などの視覚情報が55%の割合

だといいます。(7-38-55のルールともいいます)
このように、現実のコミュニケーションは「話す・聞く」だけではなく、態度や表情などの非言語、誠意や好意など全人格的なもので左右されています。人とのかかわりや、“送り手”と“受け手”の相互作用によって、次第に理解が深まり、合意が形成されていく関係プロセス全体ととらえるべきものです。
すなわち、コミュニケーションはこうした“インタラクション(相互作用)プロセス”であり、人間関係構築の基盤となるものなので、組織を運営していく場合、非常に重要なものとなります。

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