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広告費ほぼ0円!マスコミ取材が殺到するメディア露出

  • 売上・集客拡大

費用対効果が高いプレスリリースを実施しよう

自社商品の認知度を一気に高める方法。その一つに“メディアに露出をする”という方法があります。

メディアというのは、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌、インターネット情報サイトなどが挙げられますが、媒体費はピンからキリまであります。

大手メーカーなど資本力のある企業の場合は、何億円という予算を掛けてテレビCMなどの広告を打っているもの。そこまで広告費を掛けられない中小企業の場合、メディア露出は手も足も出ない…。
それでは、なかなか認知度を高めることはできません。

実は、広告費をかけずに、メディアに取り上げていただくための方法があります!

それが「パブリシティ」という方法です。パブリシティとは、企業や製品についての情報を、テレビや新聞、雑誌などのメディアがニュースや記事として取り上げることを指します。

セールスプロモーション・PRの正攻法は大きく分けて3つ。

1.資金を使うか
2.労力をかけるか
3.頭を使うか

モノが溢れている、人々が面白いコトを求めている、WEBでの情報発信・交換が盛んに行われている現代では、“頭を使って”企画を打ち出し、メディアに取り上げられるよう「パブリシティ」を実施することが効果的です。
「パブリシティ」の一環としてプレスリリースをメディアに直接配布する方法と、WEB上でのプレスリリース配信の2つの方法があります。

メディア活用の成功事例として、

  1. 年商10億円の日本酒蔵が新商品販売時にプレスリリースを行いメディアに取り上げられ3,000円の商品が1,500本1ヵ月で完売
  2. 原料生産から行う菓子店がいちごプリンをネット販売。プレスリリースをかけ、立ち上げたばかりのネットショップで、たった1日で計100件受注
  3. 甘酒専門店が新商品販売時にプレスリリースをかけ、ネットショップでたった数日で約100万円の売上

効果の大きいものから小さなものまで挙げさせていただきましたが、このプレスリリースという手法は中小メーカーこそ取り上げられる可能性が高く、あらゆる「広告」よりも効果的に商品認知度を高め、売上に直結します。

具体的には4万円程度の費用をかけ、50〜100倍のリターンを得ることができます。原稿はA4サイズ2〜3枚を作成すれば十分です。費用対・労力対効果が高い手法です。

それでは食品メーカーが新商品のプレスリリースを行うときに“どのように商品にスポットを当てるか?”をご説明したいと思います。

プレスリリースの成功は、タイトルで9割決まる!

“プレスリリースはタイトルで9割決まる”といっても過言ではありません。
当たるキャッチコピーとは基本的に、

  1. 新規性・独自性(唯一・一番の品質・日本初(○○初)
    (オンリーワン・ナンバーワン・ファーストワン)
  2. 話題性(今話題の○○・お客様の声から生まれた・新入社員が考案など
    (消費者が求めている内容か)
  3. 社会性・公共性
    (オール○○県の商品・〇〇地域のために・売上の1%を〇〇に寄付など)があるかがポイントです。

そして商品を以下の要素に分解します。

  1. 素材
    ・原料だけで食べてみたいと思わせる原料の使用、ノンアレルゲン、自然栽培 など
  2. 製造(飼育・栽培)方法
    ・どの程度手が込んでいるのかを数値的に示すことができる
    ・従来商品を作るのに使用しない製法で商品を開発している
  3. ネーミング
    ・ネーミングにストーリーがあるか
    ・商品を使用するシーンを明確にしたネーミング
  4. 地域性
    ・素材やネーミングに地域性を持たせることができている
  5. 形状
    ・それまでの商品イメージの常識を色や形で覆すことができている
  6. 視覚的特長
    ・フォトジェニックか・シズル感があるか・インスタグラム映え(SNS映え)しているか
  7. デザイン
    ・商品の外観を目で楽しむことができるようになっている
  8. 作り手
    ・作り手が賞を受賞しているなどの権威がある、伝統がある
  9. 商品価値
    ・商品を食べることによる健康訴求ができている
    ・その商品を消費することにより自らが望む情緒的欲求を満たすことができる
  10. 価格
    ・商品の価格帯として常識を逸脱するくらい高い、もしくは安い
  11. 新規性
    ・「○○発!」「日本初」「関西初」など、目新しさを訴求することができている
  12. 第三者評価
    ・既に商品が行列のできる程並ばないと手に入らない
    ・販売実績にインパクトがある
    ・著名人が気に入っている、商品自体が賞を受賞している

    上記12要素を組み合わせ、タイトルを作りましょう。

どのようにメディアに情報を届けるか?

地元企業に対してのメディア関係者向け新商品お披露目会は最も効果的です。
プレスリリースの落としどころを試食会・試飲会などに設定していただければと思います。

配信の方法としては

  1. 各都道府県の記者クラブに原稿を持ち込む。
  2. 過去名刺交換をしたメディア関係者をリスト化し郵送・メールで送付

といったアナログ手法と、アットプレスやバリュープレスなどのWEB上でのプレスリリース配信サービスを利用いたしましょう。

WEB上でのプレスリリース配信サービスは現在最も効果が高く、ネット上で「インフルエンサー」と呼ばれているブロガーやキュレーターに取り上げられるとそこから拡散し、数百万人に情報が届く場合もあります。主に自社のネットショップや店舗アクセスページに誘導する形で配信すると、ネットショップ売上や店舗集客につながるでしょう。

まずは自社の独自固有の長所を再度見つめ直し、自社の取り組み、商品、サービスへ光の当て方を変え、さらに尖らせ磨き込み、プレスリリースを実施してみてください。

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株式会社船井総合研究所 フードビジネス支援部
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チーフ経営コンサルタント 中渕 綾

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