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食肉卸事業がBBQでファン拡大!BtoC事業参入で粗利率倍増

  • 売上・集客拡大

「モノ」から「コト(体験型)」消費へシフト

食肉卸事業がBBQでファン拡大!BtoC事業参入で粗利率倍増

まず、前提として押さえておきたいのが「ライフサイクル理論」です。

全ての商品・サービスは、市場に生み出され、出回って浸透し、需要と供給が飽和するまで成長を続け、その後衰退し、新たな業態へと転換して行きます。
大量消費社会の時代では、競合他社より商品の価格・幅を包み込むことで成立していました。しかし、現代ではインターネットの登場と共に消費者の購買行動が多様化し、「モノ」売りだけで、商売が成立しなくなってきました。
消費者の求める価値の重きは、体験へとシフトし、「必要なときだけ使う」という考えが一般的になりつつあります。

このような消費行動の変化を受けて、ある食肉卸事業者は、BtoB「食肉卸事業」からより「体験」を売るBtoC「手ぶらBBQ宅配事業」へと参入しました。

食肉は、本来差別化のし辛い商材です。食肉業界では、ライフサイクル的には安定期に突入しブランド牛や希少部位のコモディティー化(機能・品質・ブランド力)が急速に進み差別化が非常に難しくなってきています。

SNSの利用者数拡大により、売れる商品が変わってきている!

BBQ

従来の手ぶらBBQで使用される肉質は決して良質ではなく「安心・安全」面での不安、BBQ肉の美味しい焼き方提案がないことなど商材としての「利便性」に勝る「体験の価値」が発揮できていないことが上げられます。食肉卸事業者は自社の強みである、幅広い肉の種類からBBQに適した肉の品揃え、肉質を落とさない供給方法、肉の知識のある販売スタッフによる丁寧な接客応対に力を入れ、「体験価値」向上に取り組んでいます。
また、収益面に関しても通常の精肉小売り粗利率が約30%のところ、体験型商品を販売することで、平均客単価が上がり2倍の粗利率60%を実現しました。

体験型商材を取り扱う上で重要なポイントは、

①競合他社に真似できない差別化ポイントを持つこと
②口コミマーケテイング
③体験型商品で高収益性が実現できること

以上となります。

本記事で紹介しました、BtoC(消費者直販)事業参入による業績アップの他、顧客の認知度アップに繋がるイベント例及び、今後食品関連の事業者が取り組むべき事について、レポート(eBook)にまとめておりますので、以下よりご覧ください。

株式会社船井総合研究所 フードビジネス支援部
坂本 俊明

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