SANBOH TOWN

コラム

  1. トップ
  2. コラム
  3. 中小食品メーカーにおけるSNS活用法

中小食品メーカーにおけるSNS活用法

  • 売上・集客拡大

SNS活用とは?

フェイスブックやツイッター、インスタグラムなど。今、多くの企業が自社のブランディングやプロモーションのために、SNSを活用していますよね。中には数万にも及ぶファンや、「いいね!」を獲得している企業もあります。

ある大手小売店では、自社商品の世界観を伝える素晴らしいプロモーション動画を発信していますし、ある大手飲料メーカーでは自社商品を使った新メニューを応募して話題になりました。また、ある大手電機メーカーは個性的なキャラクターで面白いネタを発信し、爆発的な人気を呼んだことも。きっとみなさんも、目にしたことがあるでしょう。

SNSは自社の商品認知度を少しずつ高め、顧客とコミュニケーションが図れるというメリットがあります。

ただし、SNSはテレビなどのマスメディアとは大きく性質が異なります。過去にテレビなどの取材があり、一気に売上が上がった経験をお持ちの方もおられると思いますが、SNS活用はそのようなカンフル剤的な手法ではありません。中長期的に「じわりじわり」と効いてくる方法です。

特に、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどのSNS活用をオススメしたいのは、以下のような企業です。

□今まで自社の情報発信が少なく、商社・問屋経由で商品を販売している
□有料広告に頼りっきりで、商品やブランドの裏側にあるストーリーを伝えきれていない
□長きにわたってブランドを支援してくれるファンがほしい

SNSそれぞれの使い分けを行い仕組化しよう!

多くの経営者様がお悩みの「どのように運営すれば効率的で、社内に定着するか」をお伝えしたいと思います。

よく「担当者を決めましょう!その方がメインで更新をするのです」と我々コンサルタントという商売をしている人間はクライアントに言いがちです。もちろん重要ではありますが完璧ではありません。投稿内容が最も難しいのです。

ですので、最もよい方法は「日々の業務の中にSNS活用を定着化させる方法です。

以下和菓子メーカーさんの事例です。会社支給の携帯電話を使用し、1アカウントを5名で運用するという方法をとっております。インスタグラムからツイッター、フェイスブックへと連携させて流しています。

  • 毎朝、生菓子を作る際の職人技を工場長自らスマホで撮影し、そのままインスタグラムへUP
  • 店舗販売スタッフが作成した力作のPOPを、作成作業中の画像と併せてUP
  • 通販カタログで使用する画像をインスタグラム、フェイスブックへUP

つまり日々こなしている仕事の「合間合間」に見せ場がありますので、随時SNSへUPしましょう、ということです。自分たちの当たり前はお客様からすると非日常ですので、可能な限りお客様が見ることができない裏側を伝えていきましょう。

SNSで業績を上げた成功事例

ツイッターのフォロワー数を開設後1年で17,000人まで集められた、信玄餅で有名な金精軒製菓の小野様は仰っています。

「はじめは社内の皆がSNS活用なんて意味あるのと懐疑的でしたが、店舗のお客様や卸先への営業時に目に見えて効果が出てきて社内での空気が変わりました。今では自らの職人技を見せたり、農業から菓子作りをしている企業としての取り組みを伝えたり、店長や営業、工場長など計5名のメンバーでSNSを運用しています。」

また、クライアントから多いご質問として「フェイスブックやツイッター、フェイスブックやピンタレスト、タンブラー etc…と数が多すぎて何をどう使っていけば限られた人員でうまくまわせるのか」といった労力対効果を求められることが多いです。

以下、中小食品メーカーのSNS活用において低費用で効果的な方法を列挙します。

  • 使用するSNSはインスタグラム、フェイスブック、ツイッターの3種でOK
  • 基本はインスタグラムからフェイスブック、ツイッターに自動連携させワンオペで3ツールへ配信
  • フェイスブックは広告を実施し(月1万円程度からOK)、1「いいね!」50円程度で新規「いいね!」を獲得。「いいね!」が継続的に増えていくようマーケティングオートメーションを図る。
  • ツイッターは#ハッシュタグ+自社名、施設名、商品名などのエゴサーチで検索をかけ、取り上げられている記事やお客様の声をリツイート。
  • 施設内や店内にハッシュタグ付POPや看板を設置、フォトスポットにSNSのロゴを入れ拡散されやすい仕掛けをしておく

これらの仕掛けは人手の少ない中小企業においては少ない労力で効果を得られる効率的な手法です。とはいえSNS活用は、導入後すぐに成果としてあらわれにくいですが、継続することにより自社のファン客化が進んで行きますので、持続可能な進め方で始めて行きましょう。

経営に役立つ情報やノウハウを公開中

株式会社船井総合研究所 フードビジネス支援部
メーカー・フードビジネスグループ
チーフ経営コンサルタント 中渕 綾

SANBOH 販売管理