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水産業の業績アップ手法!魚介類の缶詰で観光マーケット獲得

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水産業の現状

水産業の業績アップ手法!魚介類の缶詰で観光マーケット獲得

国内の魚介類消費量は、日本人の食嗜好の多様化を背景に2001年をピークに減少傾向で推移しています。また、近年の水産業者の取引事情としては、2000年に66%あった卸売市場経由率が2014年には52%と、市場外取引が拡大しているのです。市場内取引の縮小という問題がある中で、大手水産業者を見ていると、卸売市場を介さないことによって利益率をあげ、さらに移り変わりの速い消費者のライフスタイルに対応した商品開発ができる加工業者とのつながりを強化する(M&A含む)動きが進んでいます。
2018年現在も、かまぼこメーカーが製造から販売を手掛ける事例や、鯖の水産業者が外食店舗を展開していることなども鑑みると、今後はより一層水産企業によるSPA化(製造小売モデル)が進むことが考えられます。

時流から見る商品開発

魚介類の消費量が減っている現在において、「水煮缶」の消費量が伸びているのはご存知でしょうか。小売店に行くと、「サバ缶」コーナーの減りは凄まじく、ネット上でも「サバ缶」の検索ボリュームは近年伸び続けています。
この要因は、消費者のライフスタイル変化によって求められるようになった「時短調理」というキーワードにおいて、缶詰の有用性に目が付けられ始めたからです。缶詰レシピ(パスタや煮物、味噌汁など)がメディアで話題となり、細かい調味が必要なく、缶詰を入れるだけで美味しい料理が完成するという需要に合致したのです。
加えて、機能性食品として動脈硬化など生活習慣病の予防につながるEPA、DHAを多く含んでいることが認められた鯖の消費量が伸びており、健康と時短を両立させた「サバ缶」は時流に合った商品なのです。

市場環境から見る商品開発

市場環境から見る商品開発

市場環境から考えると、水産業を含む食品メーカーが参入すべきお勧めの市場は「観光土産市場」です。食品の消費量が減っている中、観光土産における食品市場は2017年で2兆4千万円と近年伸び続けている市場なのです。
営業・販売活動において、伸びている商品に注力することが、比較的困難もなく、早く成長しやすい傾向にあります。
つまり、時流に沿った時短商品(水産業者であれば缶詰)を開発し、成長マーケットである観光土産市場に展開することが先決と言えるでしょう。

本記事で紹介しました、水産業含め、食品関連企業が観光マーケットを獲得するための取り組みをレポート(eBook)にまとめましたので、以下よりご覧ください。

株式会社船井総合研究所 フードビジネス支援部 メーカー・フードビジネスグループ
チームリーダー チーフ経営コンサルタント 中野 一平

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