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システム不要!できることからはじめる、成果の出る生産管理のポイントとは

  • 販売管理・IT化

システム不要!できることからはじめる、成果の出る生産管理のポイントとは

中小規模以下の製造業での生産管理について、課題を持たれている経営者の方が多いのではないでしょうか。
生産管理とは、設計、開発、生産、出荷まで、原材料から製品を作り、出荷に至る過程を管理することで、販売や会計に比べると、とても業務の幅が広く、その管理方法も多種多様で、「こうでなければならない」、「こうあるべき」という決まりやルールがないため、属人的な管理が根付いてしまっているのが現状です。
生産管理について、現状の管理方法、体制に問題がある事が分かっていても、どう改善したら良いか分からない場合や、どこから手を付ければ良いかわからない時は、まず、以下のような施策から取り組んでみてはいかがでしょうか。

スタッフ及び、部門間コミュニケーションを円滑にする

製造業でよく見受けられるケースとして、受注担当(営業部門)と生産担当(生産管理部門)間のコミュニケーション不足から生じる問題があります。
例えば、『受注担当(営業担当)は、自分のものを優先して製造してもらいたいため、通常のオーダであるにもかかわらず、“急ぎ”のオーダをする。その結果、生産担当(生産管理担当)は、声の大きい(力のある)受注担当のオーダを優先して製造してしまい、通常オーダ分に納期遅れが生じてしまう』というような問題があります。
上記の例に限らず、自部門及び自身の都合が優先されることで、問題が発生するケースが見受けられる場合は、受注担当と生産担当が互いの状況を伝える機会を増やす事で、改善が期待できます。
特に、中小規模以下の食品製造業等で発生しがちな、突発的な発注に対する対応や、短納期への対応等、自社の生産能力や状況を見ずに、営業担当が顧客都合に合わせて受注してしまうケースでは、まず、生産担当/部門が現在の状況を受注/営業担当側に伝えやすい雰囲気や環境を作る事が重要です。

業務の流れを見える化する

私たちコンサルタントが、企業に生産管理の仕組みを導入する際は、必ず、現状の業務の流れ(業務プロセス)の見える化(可視化)を行います。
その結果、現状業務にあった生産管理の仕組みを考え、必要に応じて生産管理システム等のシステム/ツールの導入を検討します。その際、「システムに業務をあわせるべきか」、「業務にシステムをあわせるべきか」についても、検討していきます。
この「業務の流れの見える化」は、生産管理の仕組みを導入する時だけに必要な作業ではなく、業務全体を俯瞰して見る事ができるため、さまざまな気づきを与えてくれます。
例えば、『A工場とB工場は類似のものを作っているはずなのに、なぜか、業務のやり方/流れが違っている..』など。
このような時は、業務の流れを以下のECRSの観点で見てみてください。

業務の流れを見える化する

  • Eliminate(作業を削除できないか)
  • Combine(いくつかの作業をまとめられないか)
  • Rearrange(作業の順序を変更できないか)
  • Simplify(作業を簡単にできないか)

上記の観点で見る事で、改善のヒントを発見しやすくなります。

最後に、改善は、1回行って終わりではありません。改善し、その結果を見て、次は、別の改善をしてみる。このトライアンドエラーは、とても、長い道のりに感じるかも知れません。
それでも、改善を積み重ねて業務効率化を図っていくことが大切であり、それがより良い製品を生み出していくことに繋がります。

前述の受注担当(営業部門)と生産担当(生産管理部門)間のコミュニケーションを円滑にする手段の一つとして、現在の受注状況を把握出来る仕組みを取り入れてみてはいかがでしょうか?
本サイトで紹介している「SANBOH 販売管理」では、外出先で受注入力や在庫確認が出来たり、現在の受注状況が確認できる機能を備えています。販売管理ソフトではありますが、生産管理にも活用出来るソフトになっていますので、まずは、お試ししてみてはいかがでしょうか。

株式会社船井総研ITソリューションズ
代表取締役社長 シニアコンサルタント 西山直生

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