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無料でできる商圏分析! 〜小売参入検討の際に知っておきたい基礎知識とツール

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商圏分析してみよう!

当サイト SANBOH TOWN では、製造卸売(BtoB)を手がけている中小企業様に、消費者直売(BtoC)の参入検討のヒントになるコラムをいくつか紹介しています。そこでこのコラムでは、製造卸を手がけられている中小企業様が、新たに実店舗での小売を検討される際に知っておきたい、商圏分析の基礎知識と無料ツールをご紹介します。

なお、この記事では比較的人口が多く、移動手段が徒歩・自転車がメインとなる地域を前提に解説しています。車がメインとなる地域では、商圏の距離感や道路網、自社駐車場の間口など、配慮する前提が異なってきます。

距離商圏

実店舗での小売に参入される際には、自社敷地の一部を店舗とする、別の場所を確保し店舗を準備するなどの選択肢が考えられますが、コストは一旦抜きに集客面のみでいえば、より多くのお客様が来店する可能性のある場所のほうがよいといえます。商圏の分類方法は様々な方法がありますが、距離の観点では、次のように分類されることが多いです。

分類 距離感 商品例 購買頻度
第1次商圏 徒歩で10~15分程度の距離
500m前後
食料品・
生活雑貨等
ほぼ毎日
第2次商圏 自転車で10~15分程度の距離
1km前後
薬・書籍
客単価がやや高めの飲食店など
週に1、2度
第3次商圏 電車やクルマで30~40分圏 衣料品・
家電品等
月に1、2度

例えば、自社商品を活用して、ちょっと高級感のある飲食店を手がけてみようという場合には、第1次商圏に住んでいるお客様が最も来店確率が高いが、第2次商圏範囲も集客可能性がありチラシなどによる認知獲得が有効であるという考え方になります。

大通りや線路、競合店の考慮

このようにして、まずはお店の立地する候補地を真ん中、期待できる距離商圏を半径として、地図にコンパスで同心円を描いてみます。そして、次にその同心円内に河川、幹線道路、踏み切り、坂といったような「お客様が自分のお店に来る際に物理的・心理的に抵抗になりうる場所」が含まれないかを検討します。

例えば「カシオ計算機本社で生活雑貨(第1次商圏にあてはまる商品)を販売する」と想定した場合、甲州街道が存在し、北東部には大型の商業施設(オペラシティ)があります。したがって、その有効商圏はそれらで分断されない範囲となるので、基本的には北西部の500m圏内がメインになります。

新宿副都心の高層ビルと近辺
商圏イメージ

このように精査した商圏上に、さらに類似商品を販売する競合店があった場合には、その位置をマーキングして把握するようにします。

商圏内の人口などが無料で分かる

  • 商圏内の人口動態 … 年齢別人口、性別人口、
  • 商圏内の世帯数 … 世帯構成人数別の世帯数、持ち家比率、民営借家比率

等を把握できるエリア分析レポートを自動的に作成してくれます。
例えば、30代の主婦を狙っていて、二つの出店候補地がある場合は、両方のエリア分析レポートを作成し、2人以上世帯数が多く、30代女性人数が多いほうが、集客面では優秀な候補地となります。

チラシの工夫方法

このようなプロセスを経て出店地を決めて、実際に開店される際の「新規オープン」チラシを撒かれる際も、反応率を分析する工夫があります。

新規オープンに際して撒くチラシの配布エリアは、商圏分析で有望と想定したエリア+αとし、配布エリアをAエリア、Bエリア、Cエリアといったように区分するようにします。
チラシは「チラシ持参で来店すると○○をプレゼント」といったような特典と、それを回収した後、どのエリアで配ったチラシかを判別できるようにしておきます。

このようにすると

エリア 配布数 来店数 反応率
Aエリア 2,000 15 1.33%
Bエリア 1,500 6 0.4%
Cエリア 1,000 7 0.7%

といったような分析が可能になります。その結果を商圏として設定している地図に落とし込むことで、
例えば、

  • 反応率がよかったAエリアでは、オープンの訴求は十分に認知した上での結果と判断して、次回は別の切り口で訴求してみよう
  • Bエリアは競合店も少ないはずなので、もう一度認知を徹底してみて白黒を判断しよう

といったように、商圏分析の事前分析と実績の比較による商圏評価のブラッシュアップや、その次の有効な施策検討に繋げることができます。

Googleマップ対策

  • 地図・交通情報の確認について20~60代すべてで60%を超える利用率
  • 商品・サービスの購入について20~60代すべてで50%を超える利用率

となっています。
よって、実店舗の展開においても、私たちが想定している以上にお客様はスマホで検索されます。そして、最近、検索結果として“Googleマップ上の自分のお店がどう表示されるか?”という点が集客上大きなポイントになりつつあります。

Googleマップ上で自分のお店がどのように表示されるかは、Googleマイビジネスを利用することでかなりの程度コントロールすることができます。

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SANBOH 販売管理では卸売り(BtoB)についての販売管理を行いつつ、消費者直販分(BtoC)についても入力することで、卸売り、小売を横断しての販売分析を行うことができます。例えば、卸売りで在庫過剰となりがちな商品を直販に振り向けたり、売れ筋商品を相互の新商品開発に生かしたりといったような分析が可能です。
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カシオ計算機株式会社 システム営業統轄部
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