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事務員から経営者へ転身!2代目女性社長が築地の世界に挑戦! [1/3]

  • 事業継承

東京 鈴木屋株式会社(鮮魚の仲卸事業) 代表取締役 鈴木 眞弥子様

業務拡大の一歩として、鮮魚の仲卸業に参入した東京鈴木屋。競合の多い築地でイワシやアジ、サバなどの大衆魚を強みに、顧客数を拡大してきた。今回は、その経緯や経営の秘訣について伺いました。

経営者になるなんて思ってもいなかった

父が営む会社で経理を担当。

築地市場内で仲卸業を営む東京鈴木屋。創業は平成15年と築地での歴史はまだ浅いのですが、昭和30年から50年以上にわたって、千葉にある鈴木屋水産という会社で、水産業を手掛けてきました。鈴木屋水産は私の父が立ち上げた会社。銚子など千葉の漁港で水揚げした魚を買い付け、トラックで築地に出荷していたんです。東京鈴木屋を設立した背景は、事業拡大のため。千葉だけですと水揚げ量が天候に左右されてしまいますが、築地で仲卸業を始めれば魚介類の取り扱い量を増やすことができますし、その結果スーパーや居酒屋など、新しい取引先を増やすことができるはず、という狙いがありました。幸いにも築地市場内で営業権を取得する機会があり、東京鈴木屋が誕生しました。

私は学校卒業後、鈴木屋水産に入社し、事務や経理を担当していたんです。父が創業した鈴木屋水産は、私の兄弟が跡を継ぎました。一方、東京鈴木屋は父のいとこが社長を務めていたのですが、75歳を過ぎて世代交代をしたいということで、私が社長に抜擢されることになり…。経営者になるだなんて今まで考えたこともなかったので、「私で務まるだろうか」と非常に戸惑いました。気持ちが吹っ切れたのは、周りのベテランの社員さんのおかげです。「一緒に手伝うし、支えていくから大丈夫だよ」と背中を押してくれて、一歩を踏み出すことができました。2015年に代表取締役に就任してからは、少しずつ見よう見まねで社長業を学んでいます。

強みは、鋭い目利き力で、鮮度の高い大衆魚を仕入れていること。

私たちが扱うのは、イワシやアジ、サバなどの大衆魚が中心。特にイワシの目利きには自信があり、仕入れはこの道何十年ものベテランの社員が担当しています。また千葉の漁港で水揚げしたものを扱っているため、千葉の魚については詳しいですし、鮮度良く出せるのも強みです。お客様は都内のスーパーから、居酒屋さん、お寿司屋さん、個人の小料理屋さんなどさまざま。数店の店舗を持つチェーン店が買われることもあれば、個人経営のお店の方がその日鮮度のいいものを、使う分だけ買われることもあります。市場で多く出回っている商品は値段が下がるので、「今日はこれが安いですよ」と、お客様にお勧めするようにしています。仲卸を手掛けているからこそ分かる市場の情報は、積極的にお客様にお伝えするようにしていますね。

今は、当社の営業にお客様が付いてくださっている状況です。人間性が買われて、お客様から紹介を受けることもあります。しかし紹介を受けても、その方が求めているような商品がなければ他に行かれてしまうので、商品に付いてきていただけるようになることを目標にしています。

東京 鈴木屋株式会社(鮮魚の仲卸事業) 代表取締役 鈴木 眞弥子様

経理スタッフから一転、社長業を継ぐことに。経理としての経験を活かし、売上、利益などの数字を意識しながら、新しいことへのチャレンジも目論んでいる。社長としての経験は浅いが、スタッフとのコミュニケーションを重視し、事業発展のための会社作りに取り組んでいる。

東京鈴木屋株式会社
〒104-0045 東京都中央区築地5-2-1
TEL:03-3541-8119
事務所TEL:03-5565-6721

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